【WordPress移行】WinSCP_書き込み権限を設定する
この記事でやること
WinSCPでファイルを配置できるように権限を設定します。
特定のグループに所属しているユーザーがファイルをアップロードし、書き込みできるよう設定を行います。
この記事を書くに至った経緯
ロリポップのレンタルサーバーを使ってブログを書いていたのですが、
GCPの無料枠が魅力的だったので、WordPress環境を移行しようと思いました。
実施した内容は以下の通りです
1.インスタンスの作成(GCP)
2.スナップショットの設定
3.予算とアラートの設定
4.WordPressのバックアップ/インポート
5.ドメイン設定
6.リンク修正
7.SSL対応
8.SFTP接続設定
9.WinSCPで上書きできる権限を付ける ←いまここ
設定手順
事前に、どのユーザーが、何のグループに属しているか確認します。
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$ getent group |
以降の例では「stpost-wordpress」グループに属している「stpost-user」ユーザーが書き込みできるような権限を付けるための手順です。
変更前のパーミッション情報は以下の通り。
所有者とグループは「www-data」になっていて、グループに書き込み権限はありません。
「stpost-wordpress」グループの作成
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$ sudo groupadd stpost-wordpress |
「stpost-wordpress」グループに「stpost-user」ユーザーを追加する
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$ sudo gpasswd -a stpost-user stpost-wordpress |
「stpost-wordpress」グループに所属するユーザーを確認する
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$ getent group stpost-wordpress |
habakiri-childディレクトリ内のすべてのファイルおよびディレクトリのグループを「stpost-wordpress」に変更する
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$ sudo chgrp -R stpost-wordpress habakiri-child |
グループの設定が完了しました
引き続き、「habakiri-child」ディレクトリのパーミッションを変更します(g+w:グループに書き込み権限追加)
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$ sudo chmod g+w habakiri-child |
ディレクトリにファイルを配置できるようになったかと思います。
最後に、参考にさせていただいたサイトを紹介します。
最後までお読みいただきありがとうございました^^
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