WBSのひな形「Simple Gantt Chart」の紹介


この記事について

久々にWBSを作ることになり、様々な人に聞いた結果「結局Excelが使いやすい」「関数や書式の設定は最低限で」という意見が多数でした。

現在参画しているプロジェクトではバックログを使っていますが、WBSとして使うのはいまいちです。(「タスクの階層が2階層までといった制約がある」「WEBでの入力なのでどうしても1テンポ時間を要する」)

保守などのタスク管理では大活躍なんですけどね。

 

昔は「開発マイルストーン」使ってて、

素晴らしい機能が豊富なのですが、

使いこなすの難しかったり重かったりという記憶があります。

 

ひな形探しの基準

欲しいのは以下の情報

・タスクを階層化して書ける

・担当者が書ける

・開始日、終了日が書ける

・進捗率が書ける

・稼働日を考慮できる

・ガントチャートがあると嬉しい

・ガントチャートは土日祝や稼働日を考慮した見え方

 

開始日、終了日の実績は無くてもいいかなと思いました。随時リスケする感じで。

別ブックで置いとけば、後から差異を照らし合わせられるし、

実績を別列に書くと領域を使ってしまうし、

見積もりのブレや、メンバーの進捗遅延は起こりえるので、

わざわざ同じシートに書かなくていいかなと思いました。

日々見てたら予実の乖離は大体わかると思います。

 

Microsoftのofficeで紹介されてた「Simple Gantt Chart」が良さそう

Microsoftのofficeで紹介されてた「Simple Gantt Chart(シンプル ガント チャート)」が良さそうでした。

ごちゃごちゃし過ぎず、質素過ぎず。

 

ダウンロードすると「詳細情報」シートに本家「シンプル ガント チャート (Vertex42.com)」に関する情報が書かれてました。

こちらを見るのが一番わかりやすく、スプレッドシート版も配布されてました。

 

配布されているExcelについて、どのように作られているか1から説明しているyoutubeがあって、これが分かりやすいしExcelの使い方の勉強にもなりました。

How to Make a Gantt Chart in Excel

※音声は英語ですが、日本語字幕を表示できます「設定アイコン → 字幕 → 自動翻訳 → 日本語」

 

見てみると良くわかるんですけど、基本的に条件付き書式を中心に設定されていたので、よっぽど変な操作をしない限り編集時にバグるといった心配も無さそうだと思いました。

 

パート2もあって、これがまた良い

土日祝に網掛けをしたり、稼働日を入力して終了日を自動で表示したりできます。(土日と祝日の説明は別時間枠)

他にも色々紹介されてますが必要に応じて追加すればよいと思います。

Make a Gantt Chart in Excel – Part 2: Working with Work Days

 

週末が開始日に設定されている場合の問題について解説している「3:21」の箇所について、

結局対処法は見当たりませんでした。

私は以下のような形で書き換えました。

=IF(OR(E6="",G6=""),"-",WORKDAY(E6,G6-1,祝日等))

↓↓↓

=IF(OR(E6="",G6=""),"-",IF(NETWORKDAYS(E6,E6,祝日等)=0,WORKDAY(E6,G6,祝日等),WORKDAY(E6,G6-1,祝日等)))

NETWORKDAYS関数を使って土日祝を含まない数を求めて、稼働日数列に表示されてる数と一致してるかどうかで、WORKDAYで表示する日付を「-1」するか否かを判別しています。

 

 

残念ながら配布はダメだったので、

作ってみた最終イメージだけ貼り付けておきます。

 

 

まだこれから使ってみる。

という段階なので、気が向いたら感想書こうと思います。

この投稿へのコメント

コメントはありません。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

この投稿へのトラックバック

トラックバックはありません。

トラックバック URL