ファイル一覧を表示するコマンドです。

基本構文

主なオプション

• -a：すべてのファイルを表示（.で始まる隠しファイルも含む）。
• -A：ほとんどの隠しファイルを表示（.と..は除く）。
• -l：詳細情報をリスト形式で表示。
• -h：サイズを人間に読みやすい形式で表示（-lと併用）。
• -R：ディレクトリ内を再帰的に表示。
• -t：更新日時の新しい順に表示。
• -S：ファイルサイズ順に表示。
• -r：表示順を逆にする。
• -1：各ファイルを1行ずつ表示。
• -F：ファイルタイプを示す記号（例：/ ディレクトリ）を付加。
• --color：色付きでファイルの種類を表示（auto, always, never）。
• -i：各ファイルの inode 番号を表示。
• -d：ディレクトリ名そのものを表示（中身を表示しない）。

使用例

カレントディレクトリのファイルとディレクトリを一覧表示します。

詳細情報（パーミッション、所有者、サイズ、更新日時）付きで表示します。

隠しファイル（ドットファイル）も含めてすべてのファイルを表示します。

サイズをKBやMBなどの人間に読みやすい単位で表示します。

更新日時の新しい順に並べて表示します。

サブディレクトリも含めて再帰的に一覧表示します。

カレントディレクトリ内のディレクトリだけを表示します。

ファイルの種類に応じて色分けして表示します（ターミナルによる）。